Guides

英文レジュメ(英文履歴書)の書き方:外資系転職で通過するフォーマットと例文

外資系転職で通過する英文レジュメの書き方を、日本の履歴書・職務経歴書との構造の違い、1ページ原則、アクション動詞、ATS対応の観点からまとめます。そのまま使える項目別の例文つき。

外資系やグローバル企業への転職では、日本の履歴書・職務経歴書ではなく 英文レジュメ(英文履歴書、resume)を求められることがよくあります。 ただ翻訳すればよいわけではなく、様式や前提そのものが異なります。違いを 押さえれば、外資系の選考で通過しやすい英文レジュメを作れます。

このガイドでは、日本の応募書類との構造の違い、1ページ原則やアクション 動詞といった基本ルール、そしてATSへの対応までをまとめます。項目別の 例文も添えます。

1. 日本の履歴書・職務経歴書との違い

英文レジュメは、日本の書類と前提が大きく異なります。主な違いは次の とおりです。

  • 定型様式がない — 日本の履歴書のような決まった フォーマットはなく、自分で構成を組みます。
  • 写真・生年月日・性別は載せない — 採用の公平性の 観点から、これらの個人情報は原則として記載しません。
  • 原則1ページ — 経験10年程度までは1ページが基本。 長くても2ページまでに、関係する成果を絞ってまとめます。
  • 成果中心 — 担当業務の列挙ではなく、何を成し遂げたか (実績・数値)を前面に出します。

2. 基本の構成

  • Contact — 氏名・電話番号・メール・LinkedInのURL。 住所は市区町村程度で十分です。
  • Summary — 冒頭2〜3行で、職種・年数・強みを示す 要約。求人票(job description)の表現に寄せます。
  • Experience — 逆編年体で、各職務を会社名・役職・ 期間とともに記載し、成果をアクション動詞で始めた箇条書きで書きます。
  • Skills / Education — 応募職種に関係するスキル、 資格、学歴を簡潔に。

3. アクション動詞と数値で書く

英文レジュメの箇条書きは、動詞で始めて結果で終えるのが基本です。 例えば次のように書きます。

  • Led a 5-person team to launch a new feature, increasing monthly active users by 18%.
  • Reduced support response time by 30% by redesigning the ticket workflow.
  • Managed a $200K annual budget across three vendor contracts.

「担当した」ではなく、Led・Built・Improved・Reduced のような動詞で 始めると、貢献が一目で伝わります。

4. 外資系でもATS対応は欠かせない

外資系やグローバル企業ほどATS(採用管理システム)を使う傾向があります。 一段組みの読みやすいレイアウトを保ち、画像化した文字を避け、テキスト 基盤のPDFで提出しましょう。求人票の表現を、自分の本当の成果の中に 自然に反映させることも大切です。外資系の応募でATSを通過させる詳しい 手順は、 ATSを通過する書き方で解説しています。日本語の職務経歴書から見直したい場合は、 職務経歴書のキーワード調整ガイドも参考になります。

よくある質問

英文レジュメに写真や生年月日は必要ですか?

原則として不要です。多くの英語圏では写真・生年月日・性別などの個人情報は載せないのが標準で、採用の公平性の観点からも避けます。日本の履歴書とは前提が異なる点に注意しましょう。

英文レジュメは何ページにまとめるべきですか?

経験が10年程度までなら1ページが基本です。経歴が長い、または研究職などで実績が多い場合は2ページまで許容されますが、関係する成果に絞って簡潔にまとめるのが原則です。

日本の履歴書・職務経歴書をそのまま英訳すればいいですか?

そのままの英訳は避けたほうが無難です。英文レジュメは様式や前提が異なり、定型の履歴書様式はありません。経験・成果を、アクション動詞で始めた箇条書きと数値の結果で書き直すと、英語圏の読み手に伝わりやすくなります。

外資系の英文レジュメもATS対策は必要ですか?

必要です。外資系やグローバル企業ほどATSを使う傾向があります。一段組みの読みやすいレイアウトを保ち、求人票(job description)の表現を自分の本当の成果の中に自然に反映させましょう。

関連ガイド

英文レジュメを求人票に合わせて点検しましょう

4i Flowは英語の求人票に対して英文レジュメの適合度を点数で示し、不足しているキーワードを指摘します。ATSが読みやすいきれいなPDFに整えて、外資系の応募に備えましょう。